地震に強いハウスメーカーは?おすすめ9選と選び方

地震大国である日本で家を建てるなら、耐震性能は外せない検討ポイントです。結論からお伝えすると、会社選びでは「耐震等級3への対応」と「構造・工法の確かさ」を軸に見ていくのが近道です。今回ご紹介する大手9社は、いずれも耐震等級3に対応し、制震システムや独自構法など、それぞれの強みで地震に備えています。

ただし、同じ耐震スペックでも、担当者の提案力によって最終的な家の質は変わってきます。この記事では、耐震の基本知識・各社の特徴・見落としがちなチェックポイントまで、順を追ってわかりやすく解説します。

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目次

地震に強いハウスメーカー選びでまず知っておくべきこと

ハウスメーカー選びの前に、「何が耐震性を決めるのか」を整理しておくと、各社の比較がぐっとしやすくなります。まずは耐震性能を語るうえで欠かせない3つの基礎知識から確認していきましょう。

耐震・制震・免震の3つは何が違う?

地震に強い家を考えるとき、よく登場するのが「耐震」「制震」「免震」という3つの言葉です。耐震は壁や柱を強くして揺れに耐える構造、制震はダンパーなどで揺れのエネルギーを吸収する仕組み、免震は建物と地面の間に装置を入れて揺れそのものを伝えにくくする仕組みを指します。

多くのハウスメーカーが注力しているのは「耐震」で、制震や免震はオプション扱いになることが多い点も知っておくと安心です。それぞれ役割が異なるため、自分がどこまでの備えを求めるかで選び方が変わってきます。

耐震等級とは?

耐震等級とは、建物が地震にどれくらい強いかを1〜3の数字で表した指標です。等級1は建築基準法が定める最低ラインで、等級2はその1.25倍、等級3は1.5倍の強度を備えています。数字が大きいほど、大きな揺れに対する余力があると考えるとわかりやすいでしょう。

なかでも耐震等級3は、消防署や警察署といった防災拠点にも採用される水準です。地震への備えを重視するなら、この等級3を一つの基準にして会社を比較するのがおすすめです。

相談者さん

等級1でも建築基準法はクリアしてるんですよね?だったら等級3までいらないのかな…と迷っています。

ルームコネクトコンシェルジュ

等級1でも法律上の最低ラインは満たしています。ただ、等級3は消防署や警察署と同じ水準で、大きな揺れへの余力が段違いです。将来の安心や地震保険の割引まで考えると、等級3を基準に選ぶ方が増えていますよ。

耐震性はどう検証されている?

ハウスメーカーの耐震性は、主に「実大実験」と「構造計算」という2つの方法で確かめられています。なかでも各社がアピールするのが実大実験です。これは、実際の住宅と同じサイズの構造体をつくり、本物の地震波で揺らして耐震性能を確かめる振動実験のこと。計算上の数値だけでなく、現物で強さを検証できるため、信頼性の高い根拠になります。

ただし、実大実験を行っていないメーカーが必ず劣るわけではありません。構造や工法の工夫によって全棟で耐震等級3を確保しているメーカーも多くあります。耐震等級3は設計上の地震への強さを示す指標のため、実大実験の有無だけで耐震性が決まるわけではありません。

また、実大実験を実施している場合でも、すべてのモデルが対象とは限らない点や、実際の耐震性は建てる土地の地盤にも左右される点は理解しておきましょう。

地震に強いおすすめのハウスメーカー9選

耐震の基本を押さえたところで、いよいよメーカー選びです。まず9社を一覧で比較し、その後に各社の詳細を確認していきましょう。

スクロールできます
ハウスメーカー構造耐震等級独自技術・特徴こんな人向け
ダイワハウス鉄骨・木造等級3対応D-NΣQST(制震)大空間×繰り返しの揺れに備えたい方
積水ハウス鉄骨・木造等級3対応シーカス(制震)制震×デザイン性重視の方
パナソニックホームズ鉄骨等級3対応HS構法+地震あんしん保証地震保証まで重視する方
ヘーベルハウス鉄骨等級3対応ALCコンクリート×制震長期耐久性・都市部の方
トヨタホーム鉄骨全棟等級3標準パワースケルトン工場品質×鉄骨の堅実さを求める方
桧家住宅木造全棟等級3標準ハイブリッド工法全館空調×耐震を両立したい方
アキュラホーム木造全棟等級3取得AQダイナミック構法自由設計×高耐震を諦めたくない方
ヤマダホームズ木造等級3対応SxLシグマ(モノコック)木造×剛性重視・家電まとめたい方
ミサワホーム木造等級3対応MGEOエムジオ(制震)デザイン×収納×制震の方

※等級の取得方法・対象商品は会社・プランにより異なります。詳細は各社に確認してください。 

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ダイワハウス

引用:ダイワハウス公式サイト

項目内容
構造鉄骨・木造
耐震等級企画・セミオーダー住宅は等級3が標準仕様
独自技術D-NΣQST(ディーネクスト)
坪単価の目安80万〜140万円
建物価格の目安(30坪)2,400万〜4,200万円

※ 坪単価は各社の口コミ調査・住宅産業新聞等の複数情報源をもとにした目安です。工法・グレード・規格/自由設計・地域により大きく変動します。

※ 30坪建物価格には土地代・外構費・諸費用は含まれていません。

ダイワハウスは、鉄骨と木造の両方を手がける大手ハウスメーカーで、研究や実験を積み重ねて品質を確かめる技術力を強みにしています。鉄骨の主力商品「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」が看板で、天井高2m72cmの高い天井と、柱の少ない大きな空間・大きな窓を実現できるのが魅力です。開放感のあるリビングや、庭とつながるような明るい住まいを思い描く方に向いています。

その広々とした空間を支えているのが、独自の耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」です。

引用:エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」|住宅系|研究成果|総合技術研究所|大和ハウス工業

地震の揺れのエネルギーを受け止めて吸収することで、繰り返し起こる揺れに対しても建物へのダメージを抑えやすくしています。広さと地震への強さを両立できる点が、ダイワハウスならではの特徴です。

\こんな人におすすめ/

  • 開放感のある大空間や大きな窓を実現したい方
  • 余震など繰り返しの揺れへの備えを重視したい方
  • 鉄骨・木造の両方から構造を選びたい方

積水ハウス

引用:積水ハウス公式サイト

項目内容
構造鉄骨・木造
耐震等級等級3に対応
独自技術シーカス(制震システム)※ 軽量鉄骨のみに対応
坪単価の目安100万〜150万円前後
建物価格の目安(30坪)3,000万〜4,500万円前後

※ 坪単価は各社の口コミ調査・住宅産業新聞等の複数情報源をもとにした目安です。工法・グレード・規格/自由設計・地域により大きく変動します。

※ 30坪建物価格には土地代・外構費・諸費用は含まれていません。

積水ハウスは、累計建築戸数で世界トップクラスの実績を持つ大手ハウスメーカーです。施主一人ひとりに合わせた「邸別設計」を基本とし、洗練されたデザインや、上質な外壁「ダインコンクリート」に代表される質感の高さに定評があります。ブランドの安心感と上質な住まいを求める方に向いています。

耐震面では、独自の制震システム「シーカス」が代表的です。

引用:独自の制震構造「シーカス」 | 商品情報 | 戸建住宅・注文住宅 | 積水ハウス

高減衰ゴムを内蔵したダンパーが地震の揺れを吸収し、住宅の変形量を抑えることで、内外装の損傷を減らしやすくしています。建物そのものの強さに揺れを抑える工夫を重ねている点が魅力です。なお、シーカスは軽量鉄骨での対応となるため、検討時には対象商品を確認しておくと安心です。

\こんな人におすすめ/

  • 制震システムで内外装の損傷まで抑えたい方
  • 大手の実績とデザイン性に安心感を求める方
  • 鉄骨を中心に堅実な耐震性を重視したい方

パナソニックホームズ

引用:パナソニックホームズ公式サイト

項目内容
構造鉄骨
耐震等級等級3に対応
独自技術制震鉄骨軸組構造(HS構法)
坪単価の目安90万〜140万円
建物価格の目安(30坪)2,700万〜4,200万円

※ 坪単価は各社の口コミ調査・住宅産業新聞等の複数情報源をもとにした目安です。工法・グレード・規格/自由設計・地域により大きく変動します。

※ 30坪建物価格には土地代・外構費・諸費用は含まれていません。

パナソニックホームズは、鉄骨造を得意とするハウスメーカーで、地震への強さを住まいの基本性能として大切にしています。鉄骨ならではの柱の少ない大空間や大きな窓を活かしつつ、汚れにくい光触媒タイル「キラテック」など、長くきれいに暮らせる工夫が魅力です。地震に強く、手のかかりにくい家を求める方に向いています。

耐震面では、高層ビルにも使われる技術を住宅向けに応用した「制震鉄骨軸組構造(HS構法)」で、揺れを抑えながら高い強度を確保しています。さらに、万が一の地震で建物が全壊・半壊した場合に最長35年・最大5,000万円を上限に建て替えや補修を保証する「地震あんしん保証」が標準で付帯します(条件あり)。構造だけでなく保証の面でも備えられる点が大きな安心材料です。※保証の上限額・期間・適用条件は公式サイトでご確認ください

\こんな人におすすめ/

  • 万が一に備えて手厚い地震保証を重視したい方
  • 制震技術で強さと大空間を両立したい方
  • 鉄骨造で長く安心して暮らしたい方

ヘーベルハウス

引用:ヘーベルハウス公式サイト

項目内容
構造鉄骨
耐震等級等級3に対応(プランによっては標準仕様)
独自技術ALCコンクリート×鉄骨
坪単価の目安100万〜130万円前後
建物価格の目安(30坪)3,000万〜3,900万円前後

※ 坪単価は各社の口コミ調査・住宅産業新聞等の複数情報源をもとにした目安です。工法・グレード・規格/自由設計・地域により大きく変動します。

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ヘーベルハウスは、旭化成ホームズが手がける「ロングライフ住宅」を掲げたハウスメーカーで、長く住み継げる家づくりを大切にしています。社名の由来でもあるALCコンクリート「ヘーベル」を外壁などに使い、火災や風雨に強く、都市部の狭小地や3階建てにも対応しやすいのが特徴です。長く安心して暮らせる、堅牢な住まいを求める方に向いています。

耐震面では、頑強な鉄骨躯体に制震技術を組み合わせ、大地震の揺れから暮らしを守ります。揺れのエネルギーを吸収する制震フレームで建物の変形を抑え、構造体だけでなく内装の損傷も軽減しやすくしています。実物大の建物を使った振動台実験でも高い耐震性が確かめられており、繰り返しの揺れにも備えやすい住まいを実現できます。

\こんな人におすすめ/

  • 堅牢な構造と長く住める耐久性を重視したい方
  • 鉄骨×コンクリートの安心感を求める方
  • 都市部の狭小地でも強い家を建てたい方

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トヨタホーム

引用:トヨタホーム公式サイト

項目内容
構造鉄骨
耐震等級等級3が標準仕様
独自技術パワースケルトン
坪単価の目安90万〜130万円
建物価格の目安(30坪)2,700万〜3,900万円

※ 坪単価は各社の口コミ調査・住宅産業新聞等の複数情報源をもとにした目安です。工法・グレード・規格/自由設計・地域により大きく変動します。

※ 30坪建物価格には土地代・外構費・諸費用は含まれていません。

トヨタホームは、トヨタ自動車から生まれたハウスメーカーで、クルマづくりで培った鉄の技術と工場生産による品質の安定が強みです。住まいの大部分を工場でつくり込むため、天候に左右されにくく仕上がりが安定しやすいのが特徴です。最長60年の長期保証も用意されており、品質と長く続く安心を求める方に向いています。

耐震面では、高層ビルにも使われる鉄骨ラーメン構造をベースに、太く強靭な柱と梁を強固に接合した構造体「パワースケルトン」を採用しています。

引用:トヨタホームの基本性能 | 住宅・ハウスメーカーのトヨタホーム

鉄ならではのしなやかな粘り強さで揺れの力を受け止め、柱の少ない大空間を実現。震度6以上を含む計90回もの加振を行う公開実大実験でも、構造体に損傷がないことが確かめられており、鉄骨造で堅実に地震へ備えたい方に向いています。

\こんな人におすすめ/

  • 太い柱と強い構造躯体に安心感を求める方
  • 工場生産による安定した品質を重視したい方
  • 鉄骨造で堅実に地震へ備えたい方

アキュラホーム

項目内容
構造木造
耐震等級全棟等級3を取得
独自技術AQダイナミック構法
坪単価の目安70万〜90万円
建物価格の目安(30坪)2,100万〜2,700万円

※ 坪単価は各社の口コミ調査・住宅産業新聞等の複数情報源をもとにした目安です。工法・グレード・規格/自由設計・地域により大きく変動します。

※ 30坪建物価格には土地代・外構費・諸費用は含まれていません。

アキュラホームは、間取りから外観・内装・設備まで「完全自由設計」にこだわる木造のハウスメーカーです。1mm単位で要望をかたちにできる自由度の高さに加え、合理的なコスト管理によって、高性能な住まいを納得しやすい価格で実現できるのが魅力です。こだわりを詰め込んだ家を、適正価格で建てたい方に向いています。

耐震面では、独自の「AQダイナミック構法」により、木造でありながら高い耐震性と大空間を両立しています。強度の高い耐力壁を使うことで、無駄な壁や柱を減らしながら開放的な空間をつくれるうえ、住んだあとの間取り変更にも対応しやすくなっています。自由な設計と地震への強さの両方を諦めたくない方に向いています。

\こんな人におすすめ/

  • 自由設計で大空間や大開口を叶えたい方
  • 将来の間取り変更まで見据えて住まいを考えたい方
  • 木造で高い耐震性も妥協したくない方

桧家住宅

引用:桧家住宅公式サイト

項目内容
構造木造
耐震等級等級3が標準仕様
独自技術ハイブリッド工法(在来+2×4)
坪単価の目安60万〜90万円
建物価格の目安(30坪)1,800万〜2,700万円

※ 坪単価は各社の口コミ調査・住宅産業新聞等の複数情報源をもとにした目安です。工法・グレード・規格/自由設計・地域により大きく変動します。

※ 30坪建物価格には土地代・外構費・諸費用は含まれていません。

桧家住宅は、1988年創立のヒノキヤグループが手がけるハウスメーカーで、品質と価格のバランスを大切にした家づくりを掲げています。いちばんの魅力は、全館空調「Z空調」。リビングはもちろん、廊下や脱衣所まで家中をまるごと心地よい温度に保てるので、夏の暑さや冬の底冷え、部屋ごとの温度差に悩まされにくいのが特徴です。一年を通して、家族みんながどの部屋でも快適に過ごせる住まいを目指せます。

耐震面では、在来工法と2×4工法を組み合わせた「ハイブリッド工法」を採用し、力を一点に集めず建物全体へ分散させることで地震に備えています。壁倍率の高いオリジナル耐力面材やベタ基礎、耐震金物を組み合わせ、全棟で耐震等級3を確保している点も特徴です。実大実験ではなく、工法と壁量計算の組み合わせで全棟の等級3を担保しています。

\こんな人におすすめ/

  • 全館空調で一年中の快適さを求める方
  • 住宅性能と価格のバランスを重視したい方
  • 木造で耐震等級3の安心を得たい方

ヤマダホームズ

引用:ヤマダホームズ公式サイト

項目内容
構造木造
耐震等級等級3に対応
独自技術SxL(エスバイエル)シグマ
坪単価の目安70万〜130万
建物価格の目安(30坪)2,100万〜3,900万円

※ 坪単価は各社の口コミ調査・住宅産業新聞等の複数情報源をもとにした目安です。工法・グレード・規格/自由設計・地域により大きく変動します。

※ 30坪建物価格には土地代・外構費・諸費用は含まれていません。

ヤマダホームズは、ヤマダ電機グループのハウスメーカーで、家具・家電まで含めた暮らし全体を相談しやすいのが特徴です。独自の構法「SxL(エスバイエル)シグマ」をはじめ、長く住み継げる品質と幅広い住まいづくりを得意としています。住宅から設備までまとめて整えたい方に向いています。

耐震面では、高強度の木質接着パネルで四面の壁と床を一体化させ、建物全体で力を受け止める六面体のモノコック構造を形成しています。地震の力を面全体で分散することで変形を抑え、繰り返しの揺れにも耐えやすくしているのが特徴です。1枚で9.6トンの重さを支えられるパネルを使う構法は、実大の振動実験でも高い耐震性が確かめられています。

\こんな人におすすめ/

  • 木造で高い剛性と耐震性を求める方
  • 構造躯体の耐久性まで重視したい方
  • 家具・家電を含めた暮らし全体を相談したい方

ミサワホーム

引用:ミサワホーム公式サイト

項目内容
構造木造
耐震等級等級3に対応
独自技術制震装置「MGEO®」(エムジオ)
坪単価の目安90万〜130万円
建物価格の目安(30坪)2,700万〜3,600万円

※ 坪単価は各社の口コミ調査・住宅産業新聞等の複数情報源をもとにした目安です。工法・グレード・規格/自由設計・地域により大きく変動します。

※ 30坪建物価格には土地代・外構費・諸費用は含まれていません。

ミサワホームは、住宅業界で唯一グッドデザイン賞を36年連続で受賞するなど、デザイン性の高さで知られるハウスメーカーです。屋根裏や中間階を活かした大容量収納や、開放感のある高天井のリビングなど、空間を立体的に使う提案を得意としています。デザインと暮らしやすさを両立したい方に向いています。

耐震面では、独自開発の「木質パネル接着工法」が核になります。床・壁・屋根を一体化させた六面体の「モノコック構造」で、地震の力を一点に集めず建物全体へ分散して受け止めます。さらに独自の制震装置「MGEO(エムジオ)」を組み合わせ、高減衰ゴムが揺れを熱に変えて吸収。

引用:SAFETY[制震とは(MGEO®)]|テクノロジー(住まいの性能) 木質系注文住宅|ミサワホーム

構造体だけでなく内装の損傷まで軽減しやすくしています。倒れない家にとどまらず、損傷を抑える家を目指している点が魅力です。

\こんな人におすすめ/

  • 制震装置で地震時の建物損傷まで抑えたい方
  • デザイン性と収納・空間の工夫を重視したい方
  • 木造で実績ある耐震技術を求める方

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地震に強い家にするポイント

地震に強い家を建てるには、ハウスメーカー選びだけでなく、土地や間取りの工夫も欠かせません。メーカーのスペックとあわせて、次の2つのポイントも確認しておきましょう。

強い地盤の土地を選ぶ

れだけ耐震性能の高い家を建てても、地盤が弱ければ地震で傾いたり沈んだりするリスクが残ります。土地を購入する前に「地盤調査報告書」や「地盤サポートマップ」で地盤の強さを確認しておくと安心です。

地盤が弱い場合は地盤改良が必要になり、50〜150万円程度の追加費用が発生することもあります。土地代だけでなく、地盤改良費まで含めた総額で判断すると、あとから予算が膨らむのを防ぎやすくなります。

相談者さん

地盤改良で50〜150万円も…?土地代とは別にかかるなんて、想定していませんでした。

ルームコネクトコンシェルジュ

見落としがちなポイントなんです。地盤の強さは土地によって本当にさまざまで、改良費が家の総額を左右することもあります。だからこそ、土地を決める前に地盤改良まで含めた総額で考えておくと、あとから予算が膨らむのを防ぎやすくなりますよ。

家の形状をシンプルにする

L字型やコの字型など複雑な形状の家は、地震の力が一部に集中しやすく、耐震性が下がりやすい傾向があります。正方形や長方形に近いシンプルな形状であれば、地震の力を建物全体に均等に分散しやすくなります。

大きな吹き抜けやビルトインガレージ、大開口なども耐震性に影響しうる要素です。とはいえ、こだわりを諦める必要はありません。間取りと耐震性のバランスは、担当者や一級建築士に相談しながら検討するのがおすすめです。

ルームコネクトで耐震性能と間取りの自由度を両立できた事例はこちらで紹介していますので、ぜひご覧ください。

ハウスメーカー選びは紹介会社の利用がおすすめ

耐震スペックに大きな差がなくても、担当者の質と伴走体制が家づくりの満足度を大きく左右します。続いては、紹介会社を利用するメリットを紹介します。

担当者の質によって、同じメーカーでも仕上がりが変わる

家づくりで後悔した方のなかで、その原因として「担当者との相性・質」を挙げる方は、実は少なくありません。予算の使い方、間取りの提案、仕様の選び方など、担当者の力量は家づくりの随所に影響するためです。

同じハウスメーカーであっても、担当者の経験や提案力によって、出来上がる家の質には差が生まれます。だからこそ、どの担当者に出会えるかは、メーカー選びと同じくらい大切なポイントといえます。

相談者さん

同じメーカーなら、どの担当者でも仕上がりは同じだと思っていました。

ルームコネクトコンシェルジュ

実は、ここが家づくりの分かれ道なんです。同じ会社でも、担当者の経験や提案力で間取りも予算の使い方も変わってきます。だからこそ、どんな担当者に出会えるかは、会社選びと同じくらい大切にしたいところです。

個人で展示場に行くと担当者を選べない

展示場に個人で足を運ぶと、最初に対応した担当者がそのまま継続して担当になるケースがほとんどです。経験の浅い担当者にあたると、提案や見積もりの説明に物足りなさを感じることもあるでしょう。

一方で、紹介ルートを使えば、実績豊富な店長クラスの担当者につながりやすくなります。家づくりを任せる相手を、運任せにせず選べる点は大きな安心材料です。

建物価格の割引を受けられる可能性がある

個人来店では得られない紹介割引を活用すれば、コストを抑えながら高耐震の家を実現しやすくなります。例えばルームコネクトなら、建物価格が最大5%割引されます。数百万円単位の差になることもあるため、検討の早い段階から紹介サービスを使うのがおすすめです。

なお、紹介前にメーカーへ直接問い合わせたり展示場へ来場したりすると、紹介制度を利用できなくなる点には注意しておきましょう。

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ルームコネクトなら、一級建築士・FP・インテリアコーディネーター・住宅系インフルエンサーが第三者として伴走します。間取りの専門家チェックや資金計画の設計まで無料で対応し、紹介して終わりではなく家づくりの完成まで専門家が寄り添うので安心です。

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相談事例|耐震性能と間取りの自由度を両立できた事例

「耐震性能を重視すると、間取りの自由度が下がる」と言われて諦めていませんか。実際にその悩みを抱えてルームコネクトに相談し、解決できた事例をご紹介します。

「耐震等級3にすると間取りが制限される」と言われ諦めかけていた

神奈川県在住、お子様が1人いる30代のご夫婦。地震への備えを優先しつつ、リビングに大きな吹き抜けと大開口の窓を取り入れた開放的な家を希望されていました。

相談のきっかけ

ハウスメーカーの担当者に希望を伝えたところ、「耐震等級3を取るには耐力壁が必要で、大きな吹き抜けや開口部は難しいです。どちらかを諦めていただく形になります」と言われたそうです。

耐震性も間取りも譲れないのに、複数社で同じような回答が続き、諦めかけたタイミングで「営業担当者ではなく、構造の専門家に直接聞いてみたい」とルームコネクトへ相談されました。

相談後に変わったこと

相談を受け、一級建築士が、希望の間取りと耐震等級3の両立の可能性を構造面から検証。吹き抜け部分への構造用合板の追加や開口部の位置調整で、耐力壁のバランスを確保できると判断しました。

具体的な構造計画案を作成し、ハウスメーカーの設計部門と直接調整。その結果として、吹き抜け・大開口を維持したまま耐震等級3を取得する間取りで着地しました。

「諦めていた間取りが実現できました。営業さんに聞くだけではわからなかったと思います」と喜んでいただけました。

この事例のポイント

営業担当者は自社商品を提案するプロですが、構造設計の専門家ではないケースがほとんどです。そのため、耐震性と間取りの自由度を両立させる複雑な構造計算よりも、「耐力壁を増やしてシンプルな形状にする」という無難な方向に寄りやすい傾向があります。

これらは「不可能」なのではなく、構造設計の専門家が入れば両立できるケースが少なくないのが実情です。「耐震性を上げると間取りが制限される」というのは、営業担当者レベルの回答であることが多いものです。

構造の専門家である一級建築士が入ることで、耐震等級3と希望の間取りを両立できるケースは少なくありません。諦める前に、構造の専門家へ相談してみることをおすすめします。

▼あきらめる前にルームコネクトに相談を
「耐震性を重視すると間取りが自由にならない」と言われて諦めていませんか。ルームコネクトでは一級建築士が無料で相談に対応します。営業担当者では答えられなかった疑問を、構造の専門家に直接聞いてみてください。展示場に行く前のご相談が、間取りの選択肢を広げる第一歩になります。

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地震に強い家づくりでよくある疑問

最後に、地震に強い家づくりを検討するなかでよく寄せられる疑問にお答えします。

Q. 間取りの自由度は下がる?

耐震性を高めると耐力壁が増えるため、間取りに制約が出る場合があります。特に大きな吹き抜け・ビルトインガレージ・大開口は、耐震性に影響しやすい要素です。

ただし、こうした希望が必ず叶わないわけではありません。例えばルームコネクトなら、「希望の間取りは本当に実現できないの?」といった疑問を一級建築士に相談できるため、諦める前に可能性を確かめられます。

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Q. 木造と鉄骨、どちらが地震に強い?

鉄骨のほうが地震に強いと思われがちですが、木造には揺れにしなる強さがあるため、一概にどちらが優れているとはいえません。構造の種類よりも、耐震等級と地盤のほうが家の強さを左右します。

どんな構造であっても、取得した耐震等級に見合うだけの耐震性は備わっています。大切なのは「どの構造か」よりも、「耐震等級をどこまで目指すか」「地盤がしっかりしているか」という視点です。

Q. 地震保険は耐震等級3だと安くなる?

耐震等級3の認定を取得していると、地震保険料が50%割引になります。保険料の負担を抑えながら、地震への備えを手厚くできる点はメリットです。

長期的なコストで見れば、割引効果は数十万円単位になることも。耐震等級3は、地震時の安心だけでなく、家計の面でも見逃せないポイントといえるでしょう。

Q.耐震等級3と住宅ローン減税は関係ある?

耐震等級3の住宅は、一定の条件を満たすことで住宅ローン控除などの優遇制度の対象となる場合があります。適用条件は住宅性能や省エネ基準などによって異なるため、住宅会社だけでなく、資金計画に詳しいFPへ確認しながら進めると安心です。

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まとめ

地震に強いハウスメーカーを選ぶうえでは、「耐震等級3への対応」と「構造・工法の確かさ」が判断の軸になります。この記事で紹介した9社は、いずれもその水準を満たし、制震システムや独自構法など、それぞれの強みで地震に備えています。

ただし、同じ耐震等級でも、担当者の提案力や構造の専門家のサポート有無によって、住まいの満足度は変わってきます。「耐震性を優先すると間取りが制限されるのでは」と不安に感じている方こそ、専門家の視点が力になります。

ルームコネクトでは、一級建築士・FPが中立の立場で一緒に整理します。「耐震性と希望の間取りを両立できるか」「今の見積もりは適正か」「自分に合う会社はどこか」、どこから話してもかまいません。

展示場に先に足を運んでしまうと、割引特典も経験豊富な担当者への接続も使えなくなります。「まだ展示場に行っていない今」が、相談のベストタイミングです。

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この記事を書いた人

住宅購入や家づくりに関する情報を発信する専門チーム。
一級建築士・FPの知見をもとに、住宅会社選びや資金計画を支援しています。

家づくりを検討されている方から多くのご相談をいただいており、
住宅会社選び・資金計画、間取りなど、第三者の視点でサポートしています。

この記事の監修者
一級建築士 松本 栄治
ROOMFELICEの建築士アドバイザーとして、注文住宅の間取り添削・セカンドオピニオンを担当。

SUMU DESIGN 一級建築士事務所を主宰し、住宅設計の実務にも従事している。ハウスメーカー・工務店の提案プランを第三者の立場から精査し、「本当に住みやすいか」をお客様目線で判断できるところに強みがある。

また、家事動線・収納・採光・通風までを総合的に分析し、住みやすさとコストのバランスを最適化した改善提案が可能。設計実務で培った知見をもとに、見落とされがちな課題の抽出・改善ができる
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