家づくりにおいて本当に大切なのは、建てた後も安心して住み続けられるかどうかです。注文住宅ブランド「アキュラホームの住宅」を提供する株式会社AQ Groupでは「永代家守り」という考え方を掲げ、本質的な家づくりに取り組んでいます。
設計・構造・施工・アフターサービスまで一貫して、永く安心して住み続けられるかという視点で、住まいづくりを行っている点が特徴です。
今回は、同社マーケティング本部の営業推進担当を務める古関氏にインタビューを実施し、家づくりの考え方や強みに迫りました。見た目や価格だけでは判断できない本質をまとめているので、家づくりを進めるうえでの参考として、ぜひお役立てください。
アキュラホームの顧客層は?提携・紹介チャネルを統括する営業推進担当者に聞く

主任 古関 晟歩(こせき せいほ)様
Q.まずは、簡単に自己紹介からお願いします。
アキュラホームの営業推進課・法人営業チームに所属しています。主に大手メディアの媒体や提携企業様からのご紹介案件を各支店へ展開し、紹介数や成約数といった指標の管理・推進をしています。現場での実際のお客様との個別商談というよりは、会社全体としての集客や営業活動を支える役割です。
Q.どのようなお客様からのご相談が多いですか?
弊社全体で見ると、20代〜30代のお客様からのご相談が比較的多いですが、40代〜60代のお客様からのご相談もあり、年代を問わず幅広い方にご利用いただいています。
ただ、今回のようにルームフェリーチェ様経由でご紹介いただくケースでは、20代後半〜30代前半のご夫婦、特に女性の方が多いのが事実です。Instagramを中心としたSNSをきっかけに、デザインや広いLDKといった空間の魅力から興味を持たれる方が増えています。
アキュラホームの強みは「永代(えいだい)家守り」にもとづく本質的な家づくり

Q:アキュラホームの特徴は何ですか?
アキュラホームの特徴は、「永代家守り」という考え方をベースにお客様の家づくりに携わっている点です。家づくりにおいて、見た目や価格だけでなく、10年後、20年後はもちろん、40年、50年、さらにその先まで、長く安心して住み続けられるかを重視しています。
そのため、設計・構造・施工・アフターサービスといった見えにくい部分まで含めて、長く安心して暮らせる住まいをつくることを大切にし、単に「自由に設計できる」「価格を抑えられる」というだけではなく、住み続けた後まで満足できるかを考えている点が、アキュラホームならではの家づくりです。
Q.アキュラホームならではの設計面での特徴はどこにありますか?
木造でありながらも、高い耐震性を保ちながら、柱や壁をできるだけ少なくした大空間を実現しやすい点は、アキュラホームの大きな特徴です。

一般的な木造住宅では、耐震性を確保するために、どうしても柱や壁が必要になるケースがあります。そのため、広いLDKや大きな窓などを希望しても、構造上の制約によって思い通りの空間にならないケースがほとんどです。
一方で、アキュラホームでは構造の強さを前提に設計しているため、約30帖の無柱空間、天井高5.6mの吹き抜けなどを実現することが可能です。いわゆる「超空間の家」として、木造でここまで大空間を実現できる点は、高価格帯のハウスメーカーを含めて見ても、他にはあまり無い当社の大きな特徴かと思います。
Q:施工品質や現場のこだわりについても教えてください
施工面においても、長く住める家づくりを重視しています。創業者(現会長)が大工出身という背景もあり、職人品質の住宅にこだわり続けています。そのため、職人との関係性や施工体制、検査の仕組みなどにも力を入れており、設計通りの品質を実現するための施工体制を構築している直接施工が強みです。
アキュラホームでの直接施工は、下請けの方にお願いするのと違い、施工品質にバラつきが出にくく責任の所在も明確になります。
現在、どのハウスメーカーも性能が高くなっていますが、設計通りの品質を現場で正しく再現できるかが重要です。
人の手でつくるものなので、ミスをゼロにすることは難しいですが、、どう防ぐかを仕組みで考えている点が、アキュラホームの施工におけるポイントと考えます。
Q:他社の住宅メーカーと違いが出る部分はどこになりますか?

アキュラホームは、自社の技術を活用し、8階建ての純木造本社ビルを建築しています。実際に自社で木造ビルを建てることで、設計や施工の精度を現場レベルで検証してきました。
また、近年では5階建て以上の中大規模木造建築も首都圏を中心に手がけており、ビル建築レベルの構造技術や施工ノウハウを蓄積しています。
それらの知見をもとに、これまで以上に自由設計を追求できる新構法「AQダイナミック構法」が誕生しました。ご家族のライフスタイルに合わせた完全自由設計の住まいを通して、より豊かな暮らしを実現することが可能です。

このような背景があるため、アキュラホームでは、広いLDKや大きな窓、吹き抜けのある間取りなど、開放感のある住まいをご希望の場合でも、構造的な安全性を確保し高い耐久性を保ちながら、ご提案が可能です。
アキュラホームの価格戦略は?品質を維持したまま適正価格で提供する仕組み

Q:アキュラホームの価格に関する考え方を教えてください
アキュラホームでは、大手メーカーと同等以上の品質・性能を維持しながら、ミドルコスト帯で展開しています。
現在展開している「AQ Grand(グラン)」シリーズでも、タイパ・スペパ・コスパを意識した設計がされています。2026年5月以降は内容がアップデートされ、限られた予算の中でも、より満足度の高い家づくりができます。
単に価格を下げているのではなく、品質を維持したまま効率化によって適正価格を実現している点が特徴です。コスパへのこだわりは昔から一貫しており、アキュラホームの家づくりの軸の一つとなっています。
Q:なぜ大手と同等の品質・性能で、価格を抑えられるのでしょうか?
アキュラホームでは、品質を落とすのではなく「ムダなコストを徹底的に省く」ことで価格を抑えています。具体的には、全国の工務店と連携して材料をまとめて仕入れることでコストを下げたり、施工を合理化して余計な手間を減らしたりしています。
さらに、材料費や人件費を細かくデータで管理し、どこに無駄があるのかを見える化して改善するのが特徴です。その結果、高い品質を維持したまま、適正な価格で提供できています。
なぜ安心して住めるのか?耐震実験と構造の裏付け

Q:耐震性についてはどのような取り組みをされていますか?
アキュラホームでは、机上の計算だけでなく、有識者の監修のもと実物大の耐震実験を過去に何度も実施しています。その「実物大耐震実験」では、実際の建物と同じスケールで過去に発生した大地震の揺れに加え、今後発生が想定される巨大地震も見据えながら、耐震性を確認しました。

一般的には、標準的な間取りや構造条件で耐震性能を検証するケースが多く見られます。一方で、実際のプランで採用される大開口や吹き抜けといった要素が加わると、壁量や構造バランスが変化するため、同じ性能が維持されるかどうかは別の問題になります。
その点、アキュラホームでは、豊かなくらし実現のために、あえて耐震的に不利とされる大空間設計を前提にした検証を行っています。大空間は壁量が少なくなり、構造バランスも崩れやすくなりますが、そのような厳しい条件下でも建物が安全に成立するかどうかをしっかり確認しています。こうした検証を重ねることで、自由度の高い設計と安全性の両立を実現している点が、当社の強みの一つです。
Q:構造計算についても特徴がありますか?
一般的には「壁量計算」と呼ばれる簡易的な計算で済ませるケースもありますが、アキュラホームでは全社方針として、許容応力度計算を実施しています。
許容応力度計算とは、地震や台風、建物自体の重さなどによって建物にかかる力を計算し、柱や梁、基礎などの部材が安全に耐えられるかを確認する構造計算です。耐力壁の量を確認する壁量計算よりも細かく、建物全体の安全性を検証できます。
現在では、許容応力度計算を適用する体制を整えており、設計段階から建物全体の安全性を確保にした家づくりをしています。
Q:断熱材にはどのような特徴がありますか?
アキュラホームでは、主に高性能グラスウールを採用しています。
グラスウールはガラス繊維でできているため、火に強く、有毒ガスも発生しにくい点が特徴です。実際に耐火実験などでも、発泡系の断熱材と比べて燃えにくい性質が確認されています。
また、経年劣化が起きにくく、長期間にわたって断熱性能を維持しやすい点もメリットです。断熱材は時間の経過とともに性能が低下しますが、グラスウールはその低下が比較的緩やかとされています。
そのため、20年、30年、40年、50年と長く住み続けることを前提にした場合でも、安定した性能を期待できる素材です。実際に、大手ハウスメーカーでも採用されるケースが多く見られます。
Q:断熱性能はどのように考えていますか?
アキュラホームでは、全棟、断熱等級6級を標準としています。(※建設地や間取りなどの条件により、内容が一部異なる場合がございます。)
断熱等級は住宅の断熱性能を示す基準で、現在は1〜7までの等級があります。断熱等級6は、7段階のうち上から2番目にあたる高い水準です。
断熱性能が高い住まいは、外気温の影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を保ちやすくなります。冷暖房の効率も上がるため、快適性と省エネ性の両立につながる点もメリットです。
また、部屋ごとの温度差を抑えやすく、リビングだけでなく、廊下や脱衣所なども含めて快適に過ごしやすい住まいを目指せます。
Q:デザインや設計の考え方について教えてください

アキュラホームでは、性能に加えて、見た目や空間の美しさにもこだわっています。
例えば、昔から取り入れている考え方のひとつがパッシブデザインです。夏は日差しの角度が高いため、軒や庇で直射日光を遮り、室内の温度上昇を抑えます。一方で冬は日差しの角度が低くなるため、光を室内に取り込み、自然に暖かさを確保します。
このように、風通しや採光を活かしながら、自然と共生する住まいをつくる考え方です。
近年は断熱性能を重視した「閉じた住宅」も増えていますが、アキュラホームでは断熱性能を確保しつつ、自然の力を活かした省エネ性・快適性も両立しています。
そのため、特定の性能やデザインに偏るのではなく、お客様の要望に合わせて柔軟に設計できる点が特徴です。
Q:保証やアフターサポートにはどのような特徴がありますか?
アキュラホームでは、構造だけでなく、住んだ後の安心も含めて家づくりを考えています。
構造については30年、防水については20年の保証が用意されています。
定期的な点検や必要なメンテナンスを実施することで、建物がある限り保証を継続できる永久保証も大きな特徴です。家の土台となる構造部分や、雨水の侵入を防ぐ部分を長期的に保証することで、建てた後も安心して暮らしやすくなります。
また、地震に対する建て替え保証もあります。一定期間内に大きな地震で被害を受けた場合、建て替えに対応する保証が用意されています。構造や耐震性能に自信があるからこそ実現できる仕組みです。
さらに、住宅設備については、10年間の保証が適用されます。給湯器・キッチン・お風呂・洗面・トイレなど、主要設備が対象です。
一般的には設備メーカーの保証は1〜2年程度で終了するケースが多く、その後の故障は自己負担になることも少なくありません。アキュラホームでは、その保証期間を延長する形でサポートしています。
まとめ|家づくりで大切なのは本質を見ること

最後にお伝えしたいのは、見た目や価格、分かりやすい性能だけで判断しないことです。
断熱性能や設備、デザインといった要素はもちろん重要ですが、それだけで家の価値が決まるわけではありません。
デザインや間取りの自由度は、家づくりで大切な要素です。ただし、本当に安心して暮らすためには、その空間を支える性能が長く維持されるか、設計通りの品質を確保するための、施工がされているかといった見えない部分まで確認する必要があります。
アキュラホームでは、構造計算や耐震実験、施工体制、保証といった形で、その本質的な部分に向き合っています。
家づくりは決して安い買い物ではありません。だからこそ、カタログや数値だけで判断するのではなく、「どのように建てられているのか」「長く安心して住めるのか」という視点で確認することが大切です。
見た目や価格だけで選ぶのではなく、本質まで理解したうえで納得して選ぶことが、後悔しない家づくりにつながります。
| 会社名:株式会社AQ Group 設立:1986年5月 主な事業内容:注文住宅事業や分譲住宅事業、工務店支援事業、リフォーム事業、資産活用事業 従業員数 : 1,577名(パートなど含む) 所在地:〒331-0052 埼玉県さいたま市西区三橋5-976-1URL:https://www.aqura.co.jp/・https://www.aqgroup.jp/ |


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